へい

ゴースト・ドッグのへいのレビュー・感想・評価

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)
5.0
渋い。。。友達は、アイスクリーム屋と鳩と近所の少女のみ。
昔受けた恩のため、信念のため暗殺業を請け負ってきた主人公ゴーストドッグ。
どんな状況になっても迷う事無い行動。
ある日、利己的なマフィアのボスの命令でマフィアに狙われる。。。

鳩好きには、残酷な映像もあるが可愛らしいシーンもあり癒される。

葉隠を愛読しており、その格言が随所出てきて改めて読みたいと思う。羅生門も。
そして、ゴーストドッグの車の中で流されるラップと絶妙にマッチしている。

ジム・ジャームッシュお得意の淡々と無表情でそつなくこなす車の盗難も見もの。
緊迫した状況での交わされる少ない会話、何故か懐いている黒の野良犬、全く言葉が通じないが通じ合う親友、どれも印象的。
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