ゴースト・ドッグの作品情報・感想・評価

「ゴースト・ドッグ」に投稿された感想・評価

NOOO000ooo

NOOO000oooの感想・評価

4.0
ホラーの棚で見つけたジムジャームッシュ99年作、武士道の本「葉隠」に傾倒するa.k.aゴーストドッグと言う殺し屋の物語。ゴーストだからホラーの棚は正解なのだ!

私事ですが、日本文化がクールと思えるようになったのはごく最近で、それは世界が宗教風哲学とも言える「禅」な価値観にシフトしてきたと感じるからなのか、単に年齢のせいなのか。。。何れにしても自分のルーツである日本人の精神性や葉隠を含む武士道の精神をジムジャームッシュからの逆輸入で感じるということは、日本の象徴である桜の花と同じように、この国の土に根ざした花なのかもしれないなと。

「武士道とは死ぬことと見つけたり」と言う葉隠の一節から始まる物語はなんともクールだったし、ゴーストドッグがレクサスを盗んで自前のCDを入れて流すのが演歌でなくギャングスタな音でホッとしたし、劇中ゴーストドッグが着るタトゥーモチーフの黒豹の隣に「すべて熟知」と描かれたTシャツが欲しくなったのは僕だけではないだろうと思うのだ。

武士道ヒップホップの殺し屋のフォレストウィテカーの日常。

マフィア達がみんな老いぼれなのとこぞってカートゥーン見てるのがゆるかった。

フランス語と英語で言葉通じないのになんか通じあってるマブのアイスクリーム屋さんとのやりとりがすごい好き。

すべて熟知Tシャツが絶妙にダサくて欲しくなりました。
かっこいい
ジャームッシュはいいなあ
この映画、大好きだ。
イタリアンギャングのおっさんたちのそばのテレビではいつも、カートゥーン(確かバッグスバニーとか)が流れていて、フォレスト・ウィテカーは、どっかのアパートメントの屋上の鳩小屋のそばで暮らしていて、常に刀術の訓練をしており、車ではヒップホップが流れるが、全く現代的でも現実的でもなく、夢の中のようだ。フランス語しかしゃべらないレゲエっぽい黒人(アイスクリーム屋)と噛み合ってるんだかないんだかの会話も可笑しい。ウィテカーは、ヒットマンだが、「葉隠」を愛読しており、雇い主に忠節を誓う。彼は読書家だ。それがきっかけで、少女と知り合うが、確か、読書の話しかしない。素晴らしく構成され、未だにこれに似た作品が出てきていないという意味で、唯一無二。何度も見たいので、Blu-Ray出して欲しい。
よねだ

よねだの感想・評価

3.7
ジムジャームッシュの日本へのリスペクトが伝わってきた。
サムライの心得を持つ黒人の暗殺者が、盗んだ車で必ずヒップホップをかける。彼が弱っちいギャングたちを蹴散らすその様は、タランティーノ風でもあった。
観ていてジムジャームッシュの作品であることを忘れてしまうことが何度かあったけど、盗んだ車とヒップホップ、そして夜の道を無表情で走る、みたいなシーンが来ると、あぁ、ジムジャームッシュだ。って思い出した。
寡黙な武士道精神の殺し屋とhiphop。
ウィッテカーのキレキレアクション可愛い。

独特なゆるさと馴染みのキャストに落ち着きます。
nssk

nsskの感想・評価

3.7
日本カルチャーを取り入れているが、ジムジャームッシュなのにあまり出回っていない気がする。タランティーノっぽい!※鳩注意
池田

池田の感想・評価

3.7
思えば日本人の感情を表に出さない国柄は侍から来ているのかもしれない. かくいうゴースト・ドッグも「葉隠」を参照にサムライを信条として生きる人間で、最期は時代遅れの存在として死んでいった.
「キル・ビル」同様この映画でもまたニホン色が強く現れていて、日本人としてハッとさせられることもあるのではないでしょうか?
ユキカ

ユキカの感想・評価

3.9
またジャームッシュが好きになった。
ヒップホップ好きにも最高な映画。
葉隠、素晴らしいな。
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