じょり

大誘拐 RAINBOW KIDSのじょりのレビュー・感想・評価

大誘拐 RAINBOW KIDS(1991年製作の映画)
4.2
①誘拐犯サイドを応援…というか誘拐されたおばあちゃんを応援する確率 92%→動機を知ってますます応援する確率 98%
②脇役がビシッと仕事してる映画はことごとく当たり度 100%…任務に実直すぎてイッてしまった本田博太郎・マイク片手にガナる上田耕一の顔力・ゆる〜い執事役の中村公延が特に好き◯
③夏の終わりから秋へと移ろうような、ほとんどの喜八監督作品鑑賞後に訪れる祭りのあと度 80%(お山を眺めるところと庭のシーン◎)

グダグダな犯行計画とかどーでもいいんです!主役を高みに押し上げる脇役によるオジサンパワーの勝利とも言うべき佳作。バイプレーヤーが正しくキャスティングされ活躍する=主役の柳川とし子刀自が活き活きと輝く!役者をみるのが気持ち良かった!
北林谷栄おばあちゃんは本作で切れ者お婆のスタイルの一つを打ち立てたと言えますねこれは。

あとこれらの面々の中だと、風間トオルがやけに爽やか。元から爽やかなんですが(笑)
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