ずどこんちょ

リリィ、はちみつ色の秘密のずどこんちょのレビュー・感想・評価

リリィ、はちみつ色の秘密(2008年製作の映画)
3.1
少女の家族への悩みの他に、黒人差別へのテーマがある。理不尽な差別が横行していた当時のことを扱った映画を観ると、なぜそのような差別がまかり通ったのかと、いつも悲しい気持ちになります。
歴史は失敗から学び、未来へ生かすためにあるのです。そして、映画はそんな歴史を肌身に感じることもできます。ネットでの特定集団に対する誹謗中傷を見ると、同じ過ちを繰り返したいのかと不安な気持ちになりますが、こういう映画を見ている私たちは、そのような愚かな過ちを繰り返さないことでしょう。
不遇の時代に、知識を蓄え、教養を身に付ける黒人姉妹。荒波の時代に立ち上がる黒人女性たちの姿はとても気高く見えました。

ダコタ・ファニングの演技は久しぶりに見ましたけど、相変わらず安定感のある名女優でした。