shibamike

家族の肖像のshibamikeのネタバレレビュー・内容・結末

家族の肖像(1974年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

ほとんどのめり込めなかった。

あんなガヤガヤうるさくて勝手な人達がやって来たら、普通に嫌!乱交するわ、約束すっぽかすわ、やりたい放題じゃんすか。とは言うものの自分は映画の表面しか目でなぞれていないので、恐らくヴィスコンティの意図するところはもっと深遠なのでしょう😭

金髪男子の色気は確かに凄かった。個人的にはアラン・ドロンに似ていると思った。金髪、青目、そして泣く子も黙る純白ブリーフ。

金髪くんが最後爆死して(キッチンで爆死って、ちょっと笑っちゃったッス)、眉毛の細いマダムが語った「あの子は知らない。"いつか忘れられてしまう"ということを。あの子は若すぎたのよ…。消えない悲しみなどないのよ。」っていうのはジーンとした。でも、その後すぐ娘さんが「彼の死は自殺じゃないわ。殺されたのよ!」で、もうどうなってんのよ!って感じ。

映画にのめり込めないときは、「もうどうでもええから、はよ終わってくれ😭」と腕時計をチラチラ見てしまうが、本作でもそうなってしまった(途中退席はしない小心者)。
しかし!こういう難解なヴィスコンティとかの映画を我慢(笑)して観た後ほど、「いや~、映画らしい映画観たなぁ~😊」と謎の達成感がある不思議。
自分がミーハーなだけだね!
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