ジェレミット、キャサリン、メイス、シンデルの親子は母星を離れ宇宙船で飛行中、エンドアという星に不時着。
そのうえジェレミットとキャサリンは森でゴラックスという怪物に捕らえられてしまう。
あとには幼い兄妹メイスとシンデルが残されるが、エンドアの住人であるイウォークたちと助けに行く決意をする。
一般的にはあまり知られていない、スターウォーズのスピンオフテレビ映画(日本では劇場公開)。
『スターウォーズ エピソード6』に出てきた小さな動物、イウォーク。
そのイウォークを主人公とした映画です。
ある家族がイウォーク族の住む星に降り立ち、そこで巨人に父親と母親をさらわれた子供たちがイウォーク族とともに家族を奪還するストーリーです。
スターウォーズの外伝的作品らしいが、そんな知識なんてこれっぽっちも必要なし。
よちよちふわふわで愛らしくて癒されます。
しかし、愛らしい中に在る漢乗りは好きな人には喜ばれるかなと。
イウォークの赤ちゃんまで出てくるし見て損はなし。
中盤出てくる魔法使いだけはいかにもメスって感じだけど、オスメス区別つかないし、年齢不詳だし、どっからどうみても熊にしか見えないところが良いですね。
スターウォーズシリーズと言いつつ、空気が違います。
でも『ネバーエンディングストーリー』とか好きな人は楽しめると思うんですが。
内容は、元々子供をターゲットに作られたであろうモノなので、ツッコミ処はタップリ。
個人的にはイウォークの出っ歯や戦い方ぶりなど、ツッコミどころ&笑いどころ満載です。
古びた宇宙船に付いているレーザー砲で戦うシーン等もあるので、スターウォーズ感はちょっとだけありました。
全体的なストーリーは童話みたいで子供向けですが、大人でも十分楽しめます。
ちゃんとジョージ・ルーカス関わってますし。
やっぱり、ルーカスさんはスゴイですね。
ちなみに、この物語の主人公シンデル・トワニという少女は、将来再建された銀河共和国の首都コルサントでジャーナリストとして活躍する人物らしいです。