みや

ゴッドファーザーPART IIのみやのネタバレレビュー・内容・結末

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

前作でファミリーの首領になったマイケルのその後と、前作で他界したドン・ヴィト・コルレオーネの青年時代を交互に描くサスペンス。

3度目の鑑賞。
1以上に全く覚えてなかったけれど、2も凄く面白かった。
このシリーズは本当に好きだ。
でも、当時の世界情勢が分かれば、もっと楽しめるのかもしれない。
キューバのゲリラとか、知識がなさ過ぎた。
あと、もうちょっと短い方が良かったかな。
3時間20分も集中力が続かない…。
途中で休憩を挟みながらだったが、最後まで楽しんだ。

前作で死んだドンの過去編は初っ端から驚いた。
両親と兄をマフィアに殺され、少しずつのし上がっていく。
なぜだか勝手にコルレオーネ家は代々続いているマフィアの一族なのだと勘違いしていた。
改めて、やっぱりドンはかっこいい。
今回も沢山の人が出てきたけれど、ドンのかっこよさに敵う人はいない。

マフィアはもっと裏で生きる人達なのかと思いきや、こんな風に表に出ている人と結構繋がってるのか。
現代の、日本でも同じかは分からないけれど、凄く怖い。
ぞわぞわした。

『ファミリー』と言いながら、兄妹や妻といった『家族』との絆は、どんどん壊れていく。
マイケルが次第に孤独感を募らせていく展開が凄く良い。
一番最後、フレドお兄ちゃんが舟の上で殺される場面だけは鮮明に覚えていて、今回改めて観ても好きな場面だった。
きっとフレドは気付いてただろうなあ…。
みや

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