Ricola

ゴッドファーザーPART IIのRicolaのネタバレレビュー・内容・結末

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

前作をより面白く感じられるという、素晴らしい2作目だった。


時系列が結構入り組んでいて、油断すると置いていかれる。 

表情をあえて見せないシルエットのような撮り方が多い。それが余計かっこよさの演出になっている気がする。

お父さんヴィトは、ファミリーをまとめながら周囲ともうまくやっていた。だからこそ絶大な信頼を受けていた。

それに対しマイケルが必死に頑張れば頑張るほど、ヴィトが積み上げてきたものを壊してしまう形になる。
そしてどんどん孤独に陥ってしまうのが悲しすぎる。

ヴィトの若い頃とマイケルの現代を行き来するからこそ、よりその対比が際立つ。

特に好きなシーンは、2つある。
まず1つ目はヴィトが両親と兄の仇討ちをする場面。
すっかり老いてしまった敵に、グリグリと斬り込むようにナイフを刺すシーンは痛快であるのになんだか物悲しい。

2つ目はラストのマイケルの回想シーンである。
前作で語られる一連の出来事よりも過去で、まだ色々と起こる前の平和なコルレオーネ家の様子に懐かしさを感じる。

そして、現在の孤独なマイケルの眼差しで映画は終わる。

前作よりもより哀愁や切なさを終始感じる作品であり、より惹き込まれた。