菅藤浩三

ゴッドファーザーPART IIの菅藤浩三のレビュー・感想・評価

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)
3.0
ロバートデニーロ演じる若かりしビトーと、アルパチーノ演じるボスになった直後のマイケルの話が交差して現れるので、パート1と同様、ネットであらすじを追いかけながらでないと頭には入らない。ビトーの部分は移民船でニューヨークにやってくるところからシチリアにもどりドンチッチオに唐突な復讐を与えるまで無駄な描写は1つもなかったのに対し、マイケルの部分は出てくる人物が邪魔ならすぐに殺すしか選択肢がなく必然性というか深みがない印象。その中でもパーティ中にキューバ革命が起きた描写はよかった。が実際にはキューバとアメリカは国交がないのでドミニカ共和国で撮影したそうです。マイケルの周りから家族が次々といなくなるんだけど(最後まで残ったのは義兄弟の弁護士トムだけ)、運命というより短絡的なマイケルの自業自得な気がするのであんまジーンとこなかった
菅藤浩三

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