完璧に作り込まれた映画とはこういう物を言うんでしょうね。。。
父の青年時代(子供時代含む)と息子の青年時代を交互に見ていく事になるが、双方のストーリーの繋ぎや対比の描き方が完璧！
ストーリーにキューバ革命を織り込んでいるので、より壮大になっていると思う。
今回はガンファイトより政治的な抗争が多いが、見どころありすぎて飽きる暇が無かった。
強大すぎる権力と父の功績に振り回されるマイケル、父の本来の願い通りに生きていたら何か違ったんだろうか？
疑心暗鬼の塊でどうにもならないし、どこにもたどり着けない。これは見ていてツライ！
父とマイケルの差は、家族やファミリーへの信頼の大きさか。
人の心を考える父と、親友さえ疑い嫁の心理も軽く見積もってしまっていたマイケル。因果な家業とはいえ、この差は大きい。。。
ついケイの目線で見てしまうが、この人も相変わらず可哀想。わかってて結婚したんだよね？と思う部分は多々あれど。
(いちばん可哀想なのはいつも子どもだけど。)
それにしてもクレメンザ。いつの間に死亡してたの？？？！
