マスン

ゴッドファーザーPART IIのマスンのレビュー・感想・評価

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)
4.0
ドンとなったマイケルと若き日のヴィトーを描き出す、映画史上最重要シリーズ第2弾。
マイケルの台頭とその父ヴィトーがマフィアのドンとなるまでの過程を交差させ、親子の「血筋」を見事勝つ重厚に描破する。
アカデミー作品賞他、全6部門を受賞。
U-NEXTレビュー

第47回アカデミー作品賞。
始まりに、ドンであるヴィトーの波乱万丈の生き方、少年の時に母親が目の前で撃たれたり、天然痘で施設に隔離されたり、親を知らない孤独な人生からドンになるまでの凄さと、息子マイケルの人生を照らし合わせたように交差しながら見せていく。
 
後を嗣いだマイケルは大学まで進学し海軍に入り、マフィアに不向きの進みかた、ある意味幸せな環境で育つ。
でも家族はドンと正反対。ヴィトーの妻
は従順。一方マイケルの妻は夫がマフィアであることを理解していない、攻撃的な妻。妊娠中に子供を始末してしまうほど、あなたの子供を生みたくなかった、男の子だったと。 見ているものも衝撃的だった。

マイケルのドンとしてのやり方は裏切りを許さない。
兄弟でも許さない。
徹底している性格なんだろう。
でも寂しい家族だ。
パート3で全てが決まるのかな。
マスン

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