〈 いつめぐり逢うのか?を私たちは知らない 。〉
でもきっといる、探してる、何処か。
原題「Guess Who's Coming to Dinner 」
半世紀も前に、黒人差別問題を扱った作品で、こんなにも完成度が高く、不快でない(どころか大いに幸福感のある)アメリカ映画が作られていたことに驚かされた。
この作品で、黒人ではなく白人女優さん(キャサリン・ヘプバーン)が賞をとってることに少し引っかかりはあるが、それでもポワチエ演じる青年医師やその母親の姿は、本作の中でトロフィー以上の輝きと功績を残していると思う。
発表された当時、
きっと、希望はあったのだと思う。
未来は見えていたのだと思う。
それからの50年でどう変わったか?
正確で細かい検証は出来ないが、正直に言ってその変化(進歩)はどこか歪で物足りない。
がんばれ!黒人。