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招かれざる客のochibaのレビュー・感想・評価

招かれざる客(1967年製作の映画)
4.6
〈 いつめぐり逢うのか?を私たちは知らない 。〉

でもきっといる、探してる、何処か。




原題「Guess Who's Coming to Dinner 」

半世紀も前に、黒人差別問題を扱った作品で、こんなにも完成度が高く、不快でない(どころか大いに幸福感のある)アメリカ映画が作られていたことに驚かされた。

この作品で、黒人ではなく白人女優さん(キャサリン・ヘプバーン)が賞をとってることに少し引っかかりはあるが、それでもポワチエ演じる青年医師やその母親の姿は、本作の中でトロフィー以上の輝きと功績を残していると思う。

発表された当時、
きっと、希望はあったのだと思う。
未来は見えていたのだと思う。


それからの50年でどう変わったか?
正確で細かい検証は出来ないが、正直に言ってその変化(進歩)はどこか歪で物足りない。

がんばれ!黒人。
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