みうさん

招かれざる客のみうさんのレビュー・感想・評価

招かれざる客(1967年製作の映画)
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空港に降り立つ白人と黒人のカップル。会って2週間で結婚決めるとかそもそものどうなのかっていうところからの、人種の壁を越えていく2つの家族。とはいえ、やはり今から考えるとやっぱりすごく偏見にまみれてる映画だなって思うし、絵空事だなって気もする。この映画によって何かが変わったのだろうか?という気もする。白人に都合のいい平等さというか…。とはいえ、本質はお父さんの最後のスピーチなんだろうな。なんとなく今は失われつつあるアメリカの自由さ。とはいえ、特殊な家柄ではある。広い家、妻が持つ画廊(画廊のおばちゃん最低だけど、あんなんばっかだったんだろうな)キャサリンヘプバーンが凄くいい。娘に対する姿勢もいい。つねになんだか涙ぐんでいるペールブルーの瞳がいい。着てるものすごくおしゃれ。どこのかな?スペンサートレイシーとは実生活でもパートナーで、彼はこれを撮影した後亡くなっているとか、撮影中も体調が思わしくなかったとか。
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