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招かれざる客のDDのネタバレレビュー・内容・結末

招かれざる客(1967年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

先日再度鑑賞。

今の視点で観るといろいろ気になるところはある(結局結婚の決定権を握っているのは白人の家長である父親…良き夫に尽くすのが女性の幸せ、マジョリティに都合の良い清く正しいマイノリティ)。

だけど、当時は(映画のセリフにあるように)州によっては異人種間の結婚が違法であったり、70年代のフェミニズム(とはいえ白人の中流女性が中心のものだが)がまだ起こっていなかったり、今以上に差別があった。
それが公民権運動により揺さぶられていたという状況に照らし合わせると、あの時代にこの作品があったというのはスゴいことだったはず。

また、俳優達の演技も撮り方も素晴らしいと思う。
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