ユートスカイウォーカー

007/慰めの報酬のユートスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)
3.0
007シリーズ第22弾!

シリーズ初となる続編。
冒頭からド派手はカーチェイスが披露され、全体を通してアクションが満載だということ、本編が106分という短さで尺的には見やすいということが特徴。

だけど、ほとんどのアクションは大して印象に残らなかった。

冒頭で言えば、開始から激しいカーチェイスが繰り広げられているのだけど、追う側も追われる側も車が似ていてどれがボンドなのかよくわからない。
加えてガチャガチャシーンが切り替わるのでもう何が何だか。
まるでシャッフルされて試されているような感じだった。
もはやボンドが追う側なのか追われる側なのかもわからなくなってくる。
前作の流れから考えれば間違いなく追われる側なんだけど、もう少し親切にして欲しかった。
アストンマーチンに乗っているのがボンドという見分け方もあるけど、その方が難しい。

アクションシーンはド派手にすればいいってわけじゃないことを伝える反面教師だな。
要はシーンを繋げる流れが大事なんだろうなと思う。
アクションシーンの流れでいうと僕の中で100点満点が『アベンジャーズ』。

怒れるボンドは確かにかっこいいんだけど、燃えるような復讐心はあまり感じられず、どうも殺人鬼のように見えてしまう。

根本的なことについてなんだけど、尺の短いド派手なアクション満載の復讐劇!と言えば聞こえはいいが、問題なのは復讐する相手。
その相手は謎の企業集団。世界中の権力者が闇の世界で集まった集団。敵としての設定は限りなく良い。
それを尺の短い復讐劇に持ってくるのは失敗だったんじゃないかなと思う。
これなら長い尺を取ってシリアス路線で描いた方が僕は面白かったんじゃないかと思う。
上手くいけばスペクターと張れる大秘密結社にもなっていかたかも。

まぁ前回見たときよりかは楽しめたかな。


----以下前回レビュー----


完全にボンドの一人歩き。
ガジェットは?
MI6は?
復讐心で紳士さのカケラもなく殺りまくり。
アクション映画としてはまぁまぁ面白いのかもしれないけど、ボンド映画ではないです。