villjobba

007/慰めの報酬のvilljobbaのネタバレレビュー・内容・結末

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

またもアクションは素晴らしい。
冒頭のアイデアたっぷり・ギミック駆使しまくり戦闘は私を猛烈に興奮させる。ダイナミックピタゴラスイッチって感じ。

しかし、まだ二作目だからハッキリとは言い切れないけどね、脚本が女に厳しすぎる。
前作のエヴァグリーンやカテリーナムリーノは分かるよ、もともと闇の道を生きる女だから、悲しいなぁで済むよ。
でも今回のジェマアータートンは可哀そうすぎる。Mが説明したとおり、デスクワークしかしてないイノセントな女の子だよ?オルガキュリレンコの前の捨て駒みたいで、脚本家にヤリ捨てされたみたいな扱い。
トニースタークの30000倍くらいは女性に対して紳士なイメージのあるボンドも、今回は結局ヴェスパーの復讐のことしか考えてないので、他の女のために都合よく利用してヤるだけヤって巻き込んだ感が強く、死後も当然忘れ去られているので、とってつけたようにMに彼女の名誉云々伝えてもなぁ、と思う。この娘の父親の気持ちになってみてください。
その少ない出番に対する扱いの悪さと、キツい死因と、その遠因(ボンドのチャーム)が重なって、ショッキングすぎてしばらく引きずった。
下手な胸糞悪いグロホラーより気が重い。
オルガキュリレンコよりジェマアータートンの方が好きだし。

もっともっと勧善懲悪でハッピーエンドな物語が観たい。笑顔で楽しみたい。ボンドだけカッコ良くてボンドだけ生き残るだけでは気持ちよくない。
歴代で24作もあるから、私にピッタリな上記の要素を兼ね備えた作品も1つは絶対あるとは思うけど。

文句ばかり言ったけど、世界中が舞台になって興奮したし、先述の通りアクションが最高。