いずみ

007/慰めの報酬のいずみのレビュー・感想・評価

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)
3.9
鑑賞記録

今作もまた冒頭から無関係な一般市民を巻き込む激しいアクションシーンと、無慈悲な殺生で我々を魅了してくれるボンド、ジェームズ・ボンドでした。

ドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)から漂う小物感により、畳み掛けるような爆破シーンで誤魔化されているように思え、それが勿体なく感じてしまい非常に残念でした。

ボンドと体の関係を持ってしまったばかりに殺されてしまったストロベリー・フィールズ(ジェマ・アータートン)を不憫に思うが、全身石油まみれの殺害方法はダニエル・クレイグ版の007で一番のお気に入りです。

投げ捨てられたヴェスパー・リンド(エヴァ・グリーン)のネックレスが雪に触れて変色していたように見えるのですが、気のせいでしょうか。
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