茶一郎

007/慰めの報酬の茶一郎のレビュー・感想・評価

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)
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『エンジンオイル王ボンド』

 エヴァ・グリーンのおっぱいを失って傷心のボンドのパーソナリティが描かれる。砂漠で飛んだり、落ちたり、走ったり、爆発したりの大騒ぎ。
結果として「スカイフォール」への橋渡し的な役割が強くなってしまい不遇な扱いを受けているダニエル・クレイグ版二作目。

 アクションをレースやオペラとクロスカッティングして見せる方法が印象的。見せ場のカーチェイス、水上バイク等、空間把握のしづらい演出・編集と膨大なカット数のゴチャゴチャからアクションがどうでもよくなる問題は深刻。

 ボンドガールの境遇がセリフだけの説明で済まされる消化不良。それがボンドの境遇と重なるような人物配置。
ともかく、誰でもベッドに誘い込めるボンドおじさんのフェロモンが欲しい。