おなべ

007/慰めの報酬のおなべのレビュー・感想・評価

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)
3.7
《ダニエル・クレイグ》版新シリーズ2作目、前作『カジノロワイヤル』の続編なので先に上記の作品を鑑賞してから観る事をお勧めします。前作同様あいかわらず序盤からアクションの連続、終始目が離せない展開です。敵のヴィランとしての魅力も十分、ただ本編106分と短めなので前作と比べても少し物足りなさを感じるかもしれません。

《ダニエル・クレイグ》は言うまでもなく相変わらずの肉体美。ド派手なアクションにも果敢に挑みキレキレの動体演技、加えてブルーに輝く瞳がとても綺麗でした。

個人的に終盤の砂漠のシーン、逃げるヴィランに対する主人公の取った行動が好きです。

今作を手掛けたのは《マーク・フォースター》監督なんですが、同監督により『ワールドウォーZ』などゾンビアクション映画も撮っているのかと思いきや、近日公開を控えている『プーと大人になった僕』(プーさんの実写)も手掛けているという、まるで作家が老いて新境地に入った事を感じさせられるようなギャップを感じました。
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