2度目の視聴。見所が多かった前作に比較すると、何も残らない残念な作品と言ってよいかと。
恋人を殺されたボンドが激情にかられて暴走するという設定は良いし、ボリビアの水利権をめぐる陰謀は現代性があって興味深いのですが、痛々しいアクションシーンしか印象に残らないのはなぜだろうか。敵役がしょぼいチンピラだからかな。
あ、ボンドガールのせいか。だいたいオルガ・キュリレンコはミスキャストで、ロシア人の彼女がボリビア人の役なんて無理がありすぎる(一応日焼けしてたけど)。あっさり殺されるジェマ・アータートンもなんのために登場したのかわからんし。