藍色

悪魔を見たの藍色のネタバレレビュー・内容・結末

悪魔を見た(2010年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

結婚したばかりの妻を殺された警察官が犯人に復讐する話。犯人は連続強姦殺人犯で、罪悪感なんてものは持たないクソ野郎なので、観てて「良いぞもっとやれ!!!」ってなる。

40分くらいで犯人特定してボコボコにしてるんだけど、そのまま殺さず発信機をつけて泳がし、犯人が再び殺人を犯そうとするたびに現れてはボコボコにする。それで2時間半…長い…

あと、ここでちゃんと犯人の行動を制御して、犯人が罪を犯す前に止めに入るんならいいけど、主人公が間に合わず被害者が増えていくので見ててとてもイライラした。

・殺人(被害者はタクシー運転手。これは乗り合わせた別の殺人鬼がいたけど、いなくても殺してたのでは)
・強姦(音聞いてたんなら被害者がフェラさせられる前に止めに入れや、これも強制性交罪やぞ)
・殺人(よりによって主人公の義妹、殺された妻の娘。「奴は殺す前に『楽しむ』んだ」って仲間が言ってたし強姦殺人かもしれない)
・重症の傷害(主人公の義父)


主人公が犯人をいたぶっては解き放ち、いたぶっては解き放ちしてるうちに被害者が増えてく!!!!
ここでの犯罪の責任は遊んでた主人公にも大いにあるでしょ。特に殺された妻の家族が被害を受けたのは完璧に主人公のせいだし。復讐するならもっとうまくやってくれーーーー

とはいえ、タイトル「悪魔を見た」での「悪魔」は復讐に狂っていく主人公のことだろうし、そう思うと、被害が拡大していくにもかかわらず、犯人をいたぶるのに夢中になっていく主人公が真の悪魔である…って言うのは納得感ある。
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