アキラナウェイ

悪魔を見たのアキラナウェイのレビュー・感想・評価

悪魔を見た(2010年製作の映画)
4.1
韓国映画開拓!

こ、こ、今回も凄いな…!!
バイオレンスが止まらない!!

「悪魔を見た」
はい、確かに。
僕はNetflixで悪魔を見ました。

婚約者ジュヨン(オ・サナ)を何者かによって惨殺された国家情報院捜査官スヒョン(イ・ビョンホン)。彼は連続殺人鬼ギョンチョル(チェ・ミンシク)への復讐を心に誓う。

序盤、ジュヨンの殺害シーンから容赦ないです。
か、か、可哀想過ぎるっ!!
本作、生首の作りが非常に良い。
凄く綺麗な女優さんなのに…生首…。

その昔韓流ドラマ「IRIS-アイリス-」を観ていたので、イ・ビョンホンは好き!!

この人、無表情の演技が凄い!
婚約者を亡くし、死んでいる様に生きている無表情。
敵を完膚なきまで痛めつける時の無表情。

こんなに表情筋を動かさない主演俳優がいるだろうか?
恐らく劇中1回ぐらいしか笑わない!
しかし、泣くシーンは素晴らしかった!

対するチェ・ミンシクの演技も凄い。
奴もまた悪魔だけど、演技は神がかかっている!!
人の命を何とも思わぬ非情ぶり。
女の身体を弄ぶ鬼畜ぶり。

ああ、もう、とことんまで暗く、グロく、救いが無い!!

個人的に強烈なインパクトを残したシーンの数々。

アキレス腱ブッチーーー!!
ウ○チバシャバシャーーー!!
そして最後のピタゴラ死ーン!!

劇中語られる台詞を借りれば「人間をやめたくなる」。

追い詰めて
痛めつけて
解放する。
catch & releaseで徐々に追い詰めていくスヒョンもまた悪魔!!

悪魔と悪魔の対決を徹底的な暴力描写でとことんドギツく!!

感動作を観て涙したと思えば、
バイオレンス映画で悦に浸る。

自分の中にも悪魔が眠っている様で。
人の中に潜む絶対悪の黒い部分がきっと世の中で1番怖い。