おとな

復讐するは我にありのおとなのレビュー・感想・評価

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)
4.0
この映画はおっぱいとはこういうものだったのか、と教えてくれた。
女の私でも見惚れるほどだった。

大した動機もなく人を殺し続け、正体を偽り女を抱く主人公。
救いようがないクズ。
クリスチャンの父の偽善を見抜き、当てつけのように罪を重ねていくのが何とも耐え難い。奇妙な親子関係だと思った。

演者ひとりひとり、魂を削って演じているように感じた。凄まじかった。
特に、緒形拳。笑う顔も泣く顔も、全て目が離せないほど惹きつけられる。
三國連太郎の少し情けない後ろ姿も印象深いです。
おとな

おとな