千利休

諜報員の千利休のレビュー・感想・評価

諜報員(1947年製作の映画)
4.2
硬派なスパイ・サスペンスとして、やはりヒッチコックやラングら同時代の巨匠への目配せは感じられる。バルネットらしいかといわれると微妙だが、十分に面白い。奥行きを活かしたショットもいちいち芸術的だし、唐突な終わりを遂げる怒涛のラストシークエンスも勢いがあって好きだった。
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