ようすけ

フィッシュストーリーのようすけのレビュー・感想・評価

フィッシュストーリー(2009年製作の映画)
3.7
テーマ曲で久しぶりにBLANKEY JET CITYを聴きたくなった。(プロデュースは斉藤和義だけど)。伊坂幸太郎の小説は救いがある。読んでいて(観ていて)救われるのかどうなのかなぁ、やっぱり駄目か?何て思わせるところもあるけれど必ず最後に救いが残されている。
いくつかのストーリーが絡み合っているがそれぞれの結末は見せずに終末の一時間前まで話が進む。だからこそ最後の五分ほど前からの回想シーンがとても良かった。
「何かに抗ったことがあるのか。」
「正義のみかたになりたかった。」
キーセンテンスはやっぱり序盤なんだなぁと思った。

取りあえず宇宙服を着るのが嫌でしかたがない表情の多部未華子も良かった。所々笑わせる描写があるのもらしいなと思った。
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