コーヒーは南北問題の象徴だと勝手に思っているので(なるべく)飲まないようにしている。コーヒー飲むと吐いちゃうという体質もあるのだが。
彼らが代々作り続けてきた農作物をやめさせて、コーヒー農家にさせて、気づけばあたり一帯コーヒー農家になってて、できたコーヒーを買い叩く。現代の奴隷制度じゃないか。
というのはもう1万年前から知られていることで、目新しい情報はあまりなかったのだが、現地のコーヒー農家組合の人の密着映像なんかはやはり目を見張るものがある。
だって、「子どもに新鮮な牛乳を飲ませたいから牛を飼うことにした」。こんな素敵な発想をする人たちを、グローバル経済に組み入れることが正しいことなのか?
劇中、コーヒーより高く売れるチャット(カート)という麻薬を育て始める農家も出てくるが、きっと何を作っても貧困から抜け出せないんだろうなという絶望感すら漂う。
というか、最後に「さらに詳しい情報は以下のサイトで」って出てる映画を初めて見た。
以下駄文。
「カレーにコーヒーを入れるとコクが出るよ」と言われて、「へぇ」と思って試してみたことがあるけど、おかしな味になった。「インスタントコーヒー」ってちゃんと言えや!コーヒー豆入れてたわ!クソ食いづらいわ!