ひかるん

ザ・エージェントのひかるんのレビュー・感想・評価

ザ・エージェント(1996年製作の映画)
4.3
ヒューマンドラマということは知っていましたが、思っていた以上に感動するラストでした!

「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」とおそらく同時期、トム・クルーズ欠乏症の時期にDVDを買った作品です。
「ミッション・インポッシブル」の1作目と同じ1996年に公開された作品ということで、トム・クルーズがかなり若い頃の映画です。今とはまた違ったかっこよさがある頃。
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」は普段とはちょっと違った奇抜なかっこよさ(金髪でしたし)でしたが、今回のトム様はシンプルにかっこいい。

物語のおおまかな展開はわりとシンプルなものです。栄光からの挫折、そして再起、成功。ただし挫折から成功までの道のりが長かった印象です。その分だけ、成功したときの感動も大きく、最後の展開は、まあそうなるだろうなと思っていても感動させられます。

最初にヒューマンドラマと書きましたが、恋愛モノと言っても間違いない気がします。恋愛要素も多め。
女の人に見覚えあるなあと思ったら、「ブリジット・ジョーンズの日記」の人でした。ヒュー・グラントとコリン・ファースをはべらせる前にトム・クルーズの相手役もやっていたとは…。

サクセスストーリーとしても、恋愛モノとしても、また男2人の友情を描いた作品としても、素晴らしい1作だと思います。トム・クルーズのWikipediaを見ると数ある代表作の中に本作も含まれていますが、それも納得。
新しい映画ではありませんし、命懸けのスタントも(たぶん)ありませんが、おすすめの作品です!
ぜひ、いろんな人に見てほしい!!!
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