torakoa

ザ・エージェントのtorakoaのレビュー・感想・評価

ザ・エージェント(1996年製作の映画)
2.5
古いロマコメでしかないというか、わざとらしいというか、ジム・キャリーがやりそうなものをトム・クルーズがやってるみたいな感じが何となくいたたまれなかったり面白くなかったりするんだが、アカデミー作品賞とか脚本賞とかノミネートされてたのはよっぽど不作の年だったんだろうか。
前半ジム・キャリー主演ラブコメみたい、後半ハーレクインコミックテンプレみたいな感じの陳腐さだったと思うんだが、当時は優れた脚本で、色んなメディアで下敷きにされまくってきたから今観ると陳腐って可能性もある、のか?

後で『アロハ』の監督・脚本の人と知り、あー。あと『エリザベス・タウン』も観てたかも。あー。んー。私の嗜好とは合わなそう。

トム・クルーズは思い切りのいい感じだったし、レネーはナチュラルな演技でよかったので、演技賞とかならノミネートされても不思議に思わないが。
注目のルーキーみたいな役でスクリーム2の彼氏の人が出てた。スタンド・バイ・ミーのぽっちゃりくんのブルワーカー使用後。あとグレン・フライが出てたらしい。『The Heat Is On』『You Belong To The City』の人。
トム・クルーズ、縄跳びはヘタっぽかった。

吹替・英語字幕入り、というか多言語入り、映像特典入り(レンタルBD)。
字幕:戸田奈津子
吹替翻訳:松崎広幸
字幕「カッペでもプッツンでも――年が幾つでも国籍が どこでも――マクガイアはキングだ」
吹替「どんな国籍や人種でも、どんな世代でも、世界の全ての人にとってジェリー・マクガイアはロックンロールのキングだ」
“redneck or freak”が“カッペでもプッツンでも”になった模様。田舎者のほうがパッと把握しやすくね?文字数だいたい同じだし。プッツンて何。これいつの映画なんだ?昭和か?と思ったら97年だった驚き。あと主人公が「どっチラけ」て言ってた。絶対昭和だろ。吹替「非常に残念だ」「This is embarrassing.」
torakoa

torakoa