歴史から学ぶということをしないオープニングのキノコ雲。
強く吹き荒れる雨の夜、ひとりの男が、身に着けていたもの全てをその場に残し、雨とともに消え去ってしまう。
行き着く先はタイトルで既に暗示されているので緊張感はないが、何故だか妙に目が離せない。
「死霊の盆踊り」や「ゾンビーバー」には負けるけれど、こんなタイトルで集客できた時代がなんだか素敵に思える。
以下ネタバレ
抑止力と呼ばれているものすべてを焼き尽くすかのように、この世界で最も悪しき炎が終わることなく延々と燃え続けるエンディングの警鐘は、悲しいけれど届いていない