うさどん

誘惑のうさどんのレビュー・感想・評価

誘惑(1948年製作の映画)
3.1
本日の巣ごもり鑑賞。
終戦から3年、原節子主演でよくこのテーマの映画が撮れたと思うけれど、反面、それだけ社会(の倫理観)も揺れ動いて混乱していたのではないかと気になる。
都合の良い偶然(墓参、岐阜の宿、銀座の雨宿りなど)が続くのもちょっと。
揺れ動く気持ち、近づいていく気持ちがダンスの足運びで象徴的に描かれているところはいいけれど、映画の結末がこれでいいのか、都合良すぎないか、とモヤモヤしてしまった。