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危険な英雄のhummingbirdのレビュー・感想・評価

危険な英雄(1957年製作の映画)
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子どもの誘拐事件が起き、石原慎太郎演じる新聞記者は手段を選ばずスクープを取ろうと奔走するが…。

珍しい石原慎太郎の主演作だが、不遜な新聞記者の役が似合っていて、キャラクターに合わせた役なのかと思ってしまう。主演を支えるために、豪華俳優が脇を固めている。
ロケが多くて、特に渋谷駅で犯人を待つ場面など面白い。犯人らしき男を追跡していく野原の風景も良かった。
音楽はギターが使われていて、「第三の男」みたいな雰囲気。
カット割が細かく、それぞれほとんど別の構図になっていて、凝っている。

「鈴木英夫の手腕」
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