ベビーパウダー山崎

危険な英雄のベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

危険な英雄(1957年製作の映画)
2.5
道徳や倫理を平気な顔して踏みにじる図々しくて最低の新聞記者はレイシスト石原慎太郎にぴったりの役。フラメンコ調の音楽は誘拐事件のサスペンスな雰囲気に全くあってない。特別出演の三船敏郎が犯人かなと少し期待したが、そんな姑息な悪党を鈴木英夫の映画でやるはずもなかった。誘拐犯を尾行する少年のくだりがベスト。ワイルダー『地獄の英雄』が元ネタ(パクリ)だと思う。