さき

セデック・バレ 第二部 虹の橋のさきのレビュー・感想・評価

4.5
第1部と続けて鑑賞。

第1部を観て、セデック族強い、でも残酷…ってなってたけど、第2部の初めに、戦いはこれからだ!とか言ってて、これ以上の戦いがはじまるのか。とドキドキしたのだけど、第2部は信念とか誇りが主題になってて、最後の日本軍の偉い人の言葉にもあったように、武士道の生き様のような戦国武士たちの話を観ているかの様な気分になった。

霧社事件、十分残酷な戦いだったけど、これは序章に過ぎなくて、これを機に一気に日本軍対セデック族が過熱していく。でもその戦い以上に女性やこどもたちが先祖たちが待つと信じて自決していく姿に胸が痛くなった。

セデック族のように部族としての姿を奪われてしまった部族って世界中にたくさんあるんじゃないかなとこの映画を観て思いました。少し調べてみたくなりました。

余談ですが、ほんのちょっとだけディーンフジオカ出てきた。ほんとにちょっと。
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