てくのすけ

セデック・バレ 第二部 虹の橋のてくのすけのレビュー・感想・評価

4.5
僅か300人ほどのセデック族が大砲や戦闘機を有する日本軍に立ち向かう。地の理を生かしたゲリラ戦に始まり終盤の総力戦までほとんどが戦いのシーンで、第2部は完全に戦争映画。それだけにアクションはド迫力。それぞれが信じる道を進み、時代のうねりに飲み込まれた悲劇に泣ける。

1部は女性たちの描写があまりなかったなと思ってたら2部で壮絶な展開が。あとセデックでありながら日本の警察となり見下されないよう努力し屈辱に耐えていた花岡一郎・二郎には号泣。密度が高いので長い上映時間も納得です。素晴らしかった。
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