スティーブン・ソダーバーグ監督作品「オーシャンズ」シリーズ三部作の最終作です。
オーシャンズ11はスピーディでスタイリッシュでかっこいいとてもよい映画でしたがオーシャンズ12はそのよさが失われてしまっていてあまり好きな作品ではありませんでした。
オーシャンズ13は1作目のよさが取り戻されたような作品でした。
1作目のわかりやすくてテンポのよいストーリー展開が取り戻されていたし強盗そのものも大掛かりなものでロマンがあり楽しかったです。
結構しっかりと計画、実行の部分を観客側に見せるので観客側もその強盗しているところにいるような感覚になります。それがオーシャンズ12ではありませんでした。
俳優陣の演技はまたも素晴らしくその中でもジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモンの3人はかなりよかったです。特にマット・デイモンの若手感が拭い切れないようなあの演技はとても上手だったと思います。
この作品だけ見ても楽しめない作品になっています。この作品を見るにあたって12はいらなくても11は見ておいた方がよいです。
