MASAYA

ブルース・ブラザースのMASAYAのレビュー・感想・評価

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)
3.8
【思い出の映画をスクリーンで】

「映画を通して、あの頃の自分に、これからの自分に出会う旅」
というテーマの元に始まったBack To The Theater(BTTT)。

自分としては過去の名作を劇場で、しかも800円(午前十時ほどではないが、やっぱり安い)で観れるということでかなりありがたいイベント。

上映映画館の数は「午前十時の映画祭」に比べて少ないものの、作品チョイスはこちらの方が古すぎず馴染みやすい印象。

そして鑑賞初作品は本作『ブルース・ブラザーズ』

刑期を終えて出所したばかりの兄ジェイクは迎えに来た弟のエルウッドと共に2人が育った孤児院に挨拶に行くが、その孤児院は税金を払えず、立ち退きの危機にあった。

何とか孤児院を救おうと模索していたところ、兄のジェイクが教会で神の啓示を受け、音楽でお金を稼ぐことに。そして昔のバンド仲間を集めて、「ブルースブラーザーズの一夜限りの復活ライブ」を行うが……


最初はコミカルなミュージカル映画だとばかり思ってたんですよ。隣の男性なんて始まる直前までiPodでサントラ聴いてましたし。
もちろんミュージカルでしたし、コメディ要素もちゃんとありましたよ。爆笑とまではいかないものの、けっこう笑えました。

ただ予想外に凄いんですよ、アクションが。あとブルース兄弟、かなりマッドです。

そう、なんなら
『マッド兄弟~歌とダンスのブルースロード~』です。

軽快なテンポのメロディに乗って
デパートの中を車で走り回るうえに、店壊しまくり。何かにぶつかることを屁とも思っていません。

リハーサルを行った酒場では酒瓶がステージに向かって飛び交う始末。今度は客がヤバいです。

でもお待ちかねのライブシーンはかなり楽しめました。誰でもどこかで一度は耳にしたことあるミュージックにコミカルなダンス。テンションが上がります。

しかし、これで終わらず。残ってましたラストカーアクション。

警察とナチスに追われるという流れですが、パトカーが容赦なくぶつかって横転してはどんどん壊れていきます。これでもかというくらいに車が衝突し、山積みになるので、実際こっちの方が個人的には盛り上がりました。

あとやっぱり劇場で観たからでしょうが、音がよかったです。酒瓶が割れる音、爆破音、クラッシュ音。ミュージカルよりこっちに力を入れてるんじゃないでしょうか。

途中中だるみ感もありましたが、トータルで言えば思いの外胸熱な映画でかなり楽しめました。

そしてあの黒いスーツに黒いシューズ、黒ネクタイ、黒サングラスってコーデは今では結構見かけますが、当時は画期的だったみたいですね。「MIB」の格好はこの作品のオマージュらしいです。

2015.12.24