Kuuta

ブルース・ブラザースのKuutaのレビュー・感想・評価

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)
3.5
サタデーナイトライブから生まれたユニット、ブルースブラザーズが、生まれ育った孤児院を守るため、金を稼ごうとライブを画策する。いきなり“神”としてジェームスブラウンが出て来て、その後もキャブ・キャロウェイ、アレサ・フランクリンやレイ・チャールズ、大御所のライブシーンが乱れ打ちされる。

ジョン・リー・フッカーのストリートライブ、短いけど存在感すごかった。レイ・チャールズが安物のエレピをパフォーマンスの説得力で買わせてしまうのも好き。

合間合間のドラマはコメディとやりすぎなカーアクションが大半。ジョン・ベルーシ、ダン・エイクロイドの一つ一つの所作、サングラス越しにも伝わるなんとも言えない表情が笑える。

空から車落としたり、色々と勢い重視な金のかかった映画である。一度見たら忘れられないキャリー・フィッシャーの暴れっぷり。フランス料理を下品に食べるのは鉄板ネタなんだろう。ネオナチの扱いが適当過ぎるのは結構好き。ツイッギーをナンパする下りの必要性がよくわからなかった。71点。
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