こしあん

ブルース・ブラザースのこしあんのレビュー・感想・評価

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)
4.0
黒いハットに黒いサングラス、黒いネクタイに黒いスーツ。
映画を観たことがなくても、全身黒づくめのこの凸凹コンビはなんとなく見覚えがあるのではないでしょうか。
はい、私もその一人です✋

映画は、刑務所から出所してきた兄のジェイクを、弟のエルウッドが迎えにくるところから始まります。
ぽっちゃり体型のジェイクがいちいちカッコつけていて、さらにキレッキレのダンスを披露するシーンで爆笑🤣

この二人は孤児院で育ったのですが、その孤児院が税金を払えずに立ち退きを迫られていることを知り、危機を救うために奮闘するお話です。
昔のバンド仲間を探し出し、コンサートを開いてお金を集めようとするのですが、その途中でなんやかんやあっていろんな人たちに追われるはめに……。

とにかくハチャメチャでぶっ飛んだお話ですが、観ていて爽快で、とっても楽しい気分になれることは間違いナシ!
聴いたことのある曲がたくさんかかるので、思わず踊り出したくなります。

ブルース兄弟は、見た目は全然カッコよくないし、むちゃくちゃな行動ばかりするのに、なぜかだんだんイイ男に思えてくるのが不思議。
義理人情に厚く、人としての筋が一本通っていて、コレというこだわりを持ち続けているからかな。

全編を通して、観ている人を楽しませようとする作り手の心意気が伝わってくる作品です。
こしあん

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