エドガー・ライトの『ベイビー・ドライバー』
に影響を与えた80年映画の名作！
監督は、『サボテン・ブラザーズ 』『大逆転』のジョン・ランディスで、マイケル・ジャクソンのプロモーション・ビデオ『スリラー』を撮った方でも有名です。
刑務所から出所した兄。
兄弟（ブルースブラザーズ）がバンドメンバーを集めライヴで稼いで、財政難の孤児院を救うお話。
ジャンルがコメディーに分類されているので、笑いを期待して見る方も多いようですが、誤解を恐れないで言えば、アクションミュージカル映画です。（もちろん笑いもあります）
ミュージカルと言っても音楽の基本は”ブルース”
サントラがご機嫌な音楽なので、聞いたら知っているという曲もあると思います。
ユニバーサルスタジオで、ブルース・ブラザーズのショーで知った方も多いかもしれないですね。（USJは、もうなくなっていると思います）
先に音楽を聞き込んで映画を観るとノリノリで手拍子、足拍子で自然と体が動いてしまうこと間違いなし。
随所に、歌って踊るシーンが散りばめられ、激しいカーアクションも見どころの一つです。もちろんCGとかがない時代ですが、迫力は十分です。
また、音楽が好きな方には、ジェイムズ・ブラウンやレイ・チャールズ、アレサ・フランクリンといったアメリカのリズム＆ブルースを語るうえで欠かせないアーティストも出演しているのも嬉しいですね。
あの若き頃のスピルバーグも、出ていますが分かりましたでしょうか？
人によっては、好き嫌いが分かれるかもしれない作品ですが、映画好きなら、絶対に押さえておきた80年代を代表する名作映画です。
