松浦義英

ミザリーの松浦義英のレビュー・感想・評価

ミザリー(1990年製作の映画)
2.5
『何がジェーンに起こったか』のほうが何倍も楽しかった。
アニーのキャラはいいし、保安官は最高。
雨になったら憂鬱になるとか、少児虐待被害者っていう設定をもう少し活かしてほしかった。

だけど、怖さが終わってしまうのが良くない。
続く怖さが欲しい。
ラストのファンがそうなんだろうけど、なんか怖さに欠ける。

『何がジェーンに〜』の突き抜けたラストは怖すぎた。
『白い肌の異常な夜』のイーストウッドの切断された時のような絶望顔が少ないんだよな…。

アニーが狂った人間過ぎてキャシーベイツの演技は凄かったけどね。
アニーが近くにいる女性に似すぎて、震えた。
もしかしたら軽い精神疾患持ちなのかも。
松浦義英

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