このレビューはネタバレを含みます
マンガ家志望からすると、小説ではあるがこんな風にかっこよく作品を見せたい。そしてこんな風に作品を愛してくれる人がいたら(エンカウントしなければ)幸せだろうな。
ヤバい奴と分かっていてもなお凄まじいアニーの存在感はもちろん、ポールの言動も一々かっこいい。本当にほぼ一人で頑張りまくるので応援したくなる。バスター保安官夫妻も可愛くて好き。
アニーがやばくて上手く気に入られにいってるとはいえ、2人の楽しそうなシーンは好き。
バスター保安官がアニーを調べ始めるところ、足がつく伏線は見事だったのに調べ始めるきっかけが薄かった気がした。けど脱出スリラーとしてはキャラも立ってて面白い。