天津甘栗

太陽を盗んだ男の天津甘栗のレビュー・感想・評価

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)
3.3
高度経済成長期とバブル期の狭間にあった、虚無感と訳わからん程パワフルなエネルギーに満ち満ちた劇薬映画。
皇居襲撃や首都高カーチェイス。一体どうやって撮影したのか想像もつかない仰天シーンがたくさん。(逮捕者続出させながらの撮影だったそう。なんて時代だ…。)

エキセントリックで飄々とした沢田研二も良いけど、昭和堅気の職務に生きる角刈り文さんがかっこいい。これぞ漢。
「日立のビーバールームエアコンってのは良いらしいぜ。」(←ルは巻き舌で)
熱量の沸点がぶっ壊れてて疲れる。
天津甘栗

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