Octobersky

メメントのOctoberskyのネタバレレビュー・内容・結末

メメント(2000年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

サスペンス映画は、面白いか面白くないか実にはっきりするジャンルだが、本作は前者

基本的に、カラーパートは時系列を遡る形で、モノクロパートは順方向の時系列で物語は進行する
カラーパートで記憶の切れ目にぶつかるごとにモノクロパートを少し進め、カラーパートの一個前の記憶の再生を始めるという形
つまり時間軸の線分の両端から、カラーパートとモノクロパートが進むイメージだ

本作はオチよりも、むしろそこに至るまでの過程のほうが面白い

いわゆる信頼できない語り手による主人公の独白や、重厚なサウンドトラックも相まって凄い引き込まれる

脚本の構造を知った上でもう一度見るのもすごく面白そう

キャリー・アン・モス相変わらず美人だけど、マトリックスのときと顔から受ける印象まで違うのはさすが役者

前年の映画ファイトクラブと似ている

それにしても2作目でこんな映画を撮るんだからやはり彼は天才
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