ま

メメントのまのレビュー・感想・評価

メメント(2000年製作の映画)
3.3
名匠、クリストファー・ノーラン監督の名を世に知らしめたサスペンス作。
なんだけどそのあまりにも難解な内容で物議を呼ぶ作品でもある。

前に一度鑑賞したのですが意味が分からなくてリベンジで今度は解説を見て鑑賞したら「なるほど、そういうことか~」という感じで良く出来た作品だと思いました。

まず本作の構成がかなり変わっている。カラー映像と白黒映像が何分かおきに交互に変わり、カラーはどんどん過去にさかのぼっていく、白黒は過去から現在に進んでいくという作り。
これを理解したうえで見ないとひたすら意味が分からない。

ストーリー的には妻を殺された男がその敵討ちの為に犯人を追うというモノ。主人公は昔のことは覚えているが今さっきやったことをすぐ忘れてしまう病気の持ち主でこれがややこしくするのと同時に話の重要な意味をもたらしている。

過去~現在、現在~過去が最後には一つに重なり合い、オチにつながるのだが、このオチも中身を理解しないとふ~んぐらいで終わるけど分かってるとオォ~ってなる感じ。

難解映画だけど今まで見たことないっていう映画でもあった。
ま