『目を閉じても世界はなくならない』
クリストファー・ノーランを一躍有名にした作品と知り
ずっと楽しみにしていたので
前情報などは入れずに鑑賞。
一言で言うと、初見には難しすぎる。笑
脳をフル回転したが
初見じゃ全然無理だった。
物語のラストは理解できたし
いつもなら衝撃的なんだけど
驚きよりも理解できなかった点へのモヤモヤが凄くて
ラストであまり驚けなかった。
そして、すぐに2回目の追っかけ鑑賞。
初見の時は、映画の構成を理解するまでに少し時間がかかる。
カラーとモノクロで時間軸がずれており
しかもカラーは逆再生とか。
まずこの大前提の構成に気づかくところから始まるが
気づいた頃には
それまでの物語はあまり理解できていないっていうね。
二度目の鑑賞は
答え合わせをしながら楽しめたので二度おいしかった。
【総評】
映画の発想は素晴らしく
短期記憶障害とぶつ切りのストーリー展開は相性が素晴らしい。
さらに、２つの時間軸から物語を終点に導く脚本には圧巻。
ビジュアルも
作中のポラロイドカメラの色づいてくイメージをオーバーラップさせるような
モノクロとカラーを入り混ぜた映像は
素晴らしと言わざる得ない。
観てる人もなにが真実かわからないので
目が離せないし世界観に引き込まれる。
ただ…
やはり難解すぎた。
当時のDVD？には、時系列順に編集したバージョンが
収録されていたらしいので
それで一度観てみたいかも。
