歯医者のお姉さん

メメントの歯医者のお姉さんのレビュー・感想・評価

メメント(2000年製作の映画)
4.5
ノーランファンになったきっかけの映画です。

時間の魔術師ノーランの魅力が存分に味わえる作品。
時系列が交差していく感覚に、ドキドキが止まらないです。

ネタバレから入るのにさらにネタバレがあるって、ノーランどうなってるのあなた怖すぎ。ラブ。

こんなシリアスなストーリーなのに、丁度いい温度のコメディをちょこっと差し込んでくるお茶目なところも好き。
拉致&ボコられたのに忘れられるって相当かわいそう、半分テープで覆われてるのに表情面白くて笑っちゃった。ドア閉めないであげて〜笑

すごーーく好きな映画なんだけど、時系列の整理に、脳トレかっていう程、結構頭使うので、むやみに人にお勧めできないというジレンマがすごい。

でも、チェキ可愛い〜とか言ってる女子高生に見せるっていう嫌がらせはしたい。

インセプションよりかは派手さが薄く万人受けタイプではないのだろうけれど、こんなに狭い世界をこれでもかって掘り下げていくノーラン…お前やるなあ!(ハイタッチ)(空振り)って、私は思ってます。

「きっと前も、君の "メメント" を山ほど焼いた」














ネタバレ↓






他の方の考察から分かった事

レナードはまだ精神病院に入院中で、自分が妻を死に追いやったことを受け止めきれず、この世に存在しないジョン・Gへの復讐を、ただ夢想している説があるらしい。

こんなに複雑怪奇にしておきながら、夢でした〜なんて、本当ならノーラン容赦なさすぎ。

映画に一瞬映し出されるテディの運転免許証には「有効期限 02-29-01」と記載されている。2001年2月29日はうるう年ではないため、実際には存在しない日にちであり、さらに運転免許証の住所には、実際のサンフランシスコの郵便番号にはない「94181」との記載がある、らしいです。

映画的に、ただ個人情報を流さない為にやっただけで、この考察深読みしすぎなんじゃないかなあとも思いましたが。

確かに、ラストで "復讐をやり遂げた" のタトゥーが入ったレナードと、寄り添う妻の写真が写りますよね。あれ?

夢想説、考えていたらちょっとありえる気がしてきました。