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メメントのmayのネタバレレビュー・内容・結末

メメント(2000年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

むず過ぎる。考察みても理解できん!

妻が何者かに暴行されたとき、彼女はまだ生きていた(映画をよく見ると、死んだと思われた彼女の目が瞬きしているのがわかる)
前向性健忘を患った夫との関係に疲れて自ら死を選んだのは、サミーの妻ではなくレナードの妻だった
レナードは精神病院に収容されていた
レナードはすでに1年前に“ジョン・G”を殺害していた。しかしその事実を忘れてしまい、すでに殺した“ジョン・G”に再び復讐しようとしていた
ということになる。いわばレナードは前向性健忘症の殺人鬼だったのだ。

「大切な記憶ではなく記録である」という信念のもと、レナードは事実をポラロイドで写真に撮り、メモを取り、タトゥーを己の体に刻む。しかし、彼は都合のいい事実だけを取捨選択しているだけで、事実を改ざんしていた。自分の“探偵ごっこ”を続けるために。レナードは観客をミスリードさせる、典型的な“信頼できない語り手”だ。
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