日米合作映画、ハリウッド俳優を迎えたうえに本多猪四郎✕円谷英二✕宝田明といった豪華ラインナップ。
緯度0地点には海中都市が存在するという。ストーリーは悪くないのだが。。。
やりたいことに映像がついて行ってない気がする。「アクアマン」や「ブラックパンサー」のような圧倒的な映像があれば納得できるものが、この潜水艦は100年前に建造や、ダイヤは石同然にありふれてるや、突飛なセリフだけだと、いやいやそんなわけないだろうとか思ってしまう。一番つらいのが海底人の金色の衣装がまったくかっこよくない。いやダサい。まあ時代を考えれば当時はこれがスタンダードの絵面ではある。が、しかしここで「2001年宇宙の旅」「スターウォーズ」のようなデザインが出来ていたら神作品となったと思うのだが。。。。
それと怪獣が出てこないのも名作とならなかった要因だろう。巨大ネズミやコオモリ、グリフォンはあくまで等身大の魔獣である。まあ「ドクターモローの島」よりも10年ほど早いので先見性はあったのだが。。。
ただし、物語のラストはとてもいい。軽い衝撃と喪失感を漂わせる。