isopie

逆光線のisopieのレビュー・感想・評価

逆光線(1956年製作の映画)
-
特集/なにが彼女をそうさせたか 女性旧作邦画ファンによる女性映画セレクション

冒頭、大学キャンパスをのっしのっしと歩く北原三枝。
当節の学生と裏腹に、学校、アルバイト、ボランティア、恋愛、不倫と時間を切り刻むように活動する勤勉さ。

そんな恋する女ターミネーターは、水だけが人間世界の煩わしさを振り払うかのように時おり泳いでいる。
だからラストシーンで水着になる彼女はあのあと、ひとり湖に入るのだろう。
isopie

isopie