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花籠の歌のseapony3000のレビュー・感想・評価

花籠の歌(1937年製作の映画)
4.0
河村黎吉の営むトンカツ屋のミナトヤはトンカツにカキフライ、港おでんになんとか汁(配信でみても文字読めず)ビールか酒で一杯やる。常連は高めのカウンターでひとりつまむ。あんな一途な李さん(徳大寺さん)とはもちろん結ばれず(絹代も周りも気づかず)フワフワしたバカ大学生の佐野周二がトンカツ屋入り。気の利かない常連大学生の笠智衆。全体的にフワフワした雰囲気が気持ち悪くてなんだか癖になる。こんなもんだろ日本人、こんなもんだろわたし自身、って気がしてしまう。怪しげなメイクで出てくる刑事役の斎藤達雄もイイね。
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